事業概要
本事業は、市場開拓余地が大きいアフリカでの日本企業のビジネス展開を目的としたものです。進出する日本企業への足掛かりを作り、日本と相手国、そして日本国内企業同士の連携等の方法を活用しつつ、デジタル等イノベーティブな手段による社会課題解決を通じて、持続可能な成長に資する事業の創出と日本企業のアフリカ展開を支援します。
アフリカは人口増による高い潜在力を抱えるフロンティアです。一方で、日本企業進出の現状を見ると、市場開拓の余地は大きいのが現状です。日本企業にとっては、ASEAN地域の次の開拓地域としてアフリカ市場は大きなポテンシャルを有しており、日本企業進出の開拓の足掛かりが必要です。そのためには現地課題を的確に捉え、日本企業のデジタル技術を用いてそれらを解決することで、事業を拡大していくことが重要です。
アフリカ市場に進出するためには、進展する日本企業が本格的に市場開拓を実行するための下準備が必要です。具体的には、本事業における事業実施可能性調査(FS調査)を通じて市場へのアプローチ方法を獲得することになります。この調査を通じて、採択企業がアフリカのエコシステムのステークホルダーとネットワークを構築し、本事業後にも有益な繋がりを築ける体制を想定しています。
AfDXのロゴマークは、日の丸を背景にしたアフリカ大陸がDX化されていく様子を表現しています。背景の筆で描かれた赤い日の丸は日本らしさを表現しており、古来の歴史から発展してきた日本の技術をイメージしています。また、ロゴのアフリカ大陸はデジタル感のある電子回路のようなデザインで、日本の企業がアフリカ諸国のDXを推進していくことを示唆しています。
AfDXのロゴマーク
デジタル技術等を活用したフィンテック、ヘルスケア・メドテック、アグリテックといった領域を重点分野と定め、FS調査を支援します。本事業のアフリカ市場を対象としたFS調査は、以下のステップで実施していくことを想定しています。
FS調査実施計画書のブラシュアップ
現地事前ヒアリング
現地情報収集
フィールド調査
プレ調査の整合性検証
PoC実施の協力者獲得
PoC検証
プロダクト・サービス改良
(ローカライズ)
ディストリビューター等の協業者の探索
FS調査対象